メンテナンス性能

メンテナンス性能

一カ所だけでも修繕できる!「メンテナンスフリー」ではなく
「メンテナンスできること」がなぜ良いのか

日本では「メンテナンスフリー」、つまり「メンテナンスする必要がないこと」を謳った住宅建材を見かけることがよくあります。しかしどんなにすぐれた外壁でも、紫外線や風雨、雪にさらされることによって、長い年月のうちにいつかは確実に劣化します。そして家の構造体にひび割れやすきまが生じれば、それと同時に家の断熱・気密性能も低下していくのです。
日本の家によく使われている「窯業系サイディング」では、たった一部分だけを補修したい場合でも、すべてのサイディングを取り外した上で断熱材を張り直し、大規模な気密工事を再度行わなければなりませんでした。要するに「メンテナンスフリー」とは「メンテナンスする必要がない」ことではなく、「メンテナンスできない材料を使っている」ということだったのです。
 バームハウスの外壁や断熱材「バームボード」はあらかじめメンテナンスすることを考慮してつくられたものなので、交換や気密工事の再施工が大変容易にできます。メンテナンスができるからこそ、愛着のある住まいを少しずつ直しながら、長きに渡って大切に住み継いでゆくことができるのです。

比較

バームボードのメンテナンス手順

ボードメンテナンス
ボードメンテナンス
ボードメンテナンス
バームハウスの外壁や断熱材「バームボード」は1〜3のような手順を経て、修繕したい一部分だけを取り外してメンテナンスすることが可能です。部分的なメンテナンスができるので全体を取り壊して修繕する必要がなく、断熱・気密性能も容易に復元することができ、結果として家の長寿命化につながるのです。

メンテナンスできない従来工法

従来の施工
メンテナンスできない工法では、気密性能を復活させるために一度外壁を全部取り払わなければなりませんでした。取り外された外壁は修繕のための材料として使うことができないので、それらは大量のゴミとなります。そしてメンテナンスできないような建材には化学物質が含まれていることが多く、こういったものは消却処分できずに埋め立てられることになります。
ポイント
化学系非透湿性外皮の家の場合、一部分を修繕することができないので全部取り替えになるが、バームハウスは、一部分だけの修繕が可能なので、結果的に家が長持ちする。